水曜日, 11月 01, 2006

テレビ報道のあり方について

今日は日ごろのテレビ報道について私が思っていることを書きます。最近はもっぱら家にいることが少なくて、テレビを見るのは朝のニュース番組や、家に帰ってからのニュース番組ですが、ちゃんとしたニュース番組でもたまに「なんかそれ違うんじゃない?」とか「なんか話がずれてんな~」ってふと思うときがたびたびがあります。最近ではいじめによる自殺問題がもっぱら取り上げられてますが、話の論点が基本的には「学校批判」という点で共通していると思います。確かに学校の対応は悪い、それを批判するのもいい、でも一番大事な事を忘れていませんか?それは

「自殺なんてことは絶対するな」

ってことを伝えることだと思います。この2~3週間毎朝、毎晩ニュースでこのいじめ自殺問題についてのニュースを聞いていますが、このメッセージを伝えていると感じた番組は1つもありませんでした。逆に、

いじめ=自殺

の構図ばっかりが前にでてきて、結果、自殺する人が増えてませんか?「学校が悪い」、「教育委員会が機能していない」、「教師の質が低下した」、「国はいじめの実態が把握できていない」など、悪いことをあげてそれを見直そうという動きは正しいと思います、でもそれはこれからの話、繰り返しになるけど、今、報道として一番大事なのっていじめで悩んでいる人へ「同じことは絶対するな」と伝えることと感じてます。メディアのあり方はいろいろ議論あると思うけど、本質的なことって以外と見えないもんなのかな。

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